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墓参りに行くということ

墓参りにいった

亡くなったのはもう6年も前らしい

そんなこと忘れるくらい、おばあちゃんの死を気にしていなかった

生前からそうだ

1年に1度の帰省がイヤだった

 

おばあちゃんは傷ついていただろう

 

諏訪湖の美しさに気が付いたのは葬式の日のこと

それまで何度も行った諏訪だけれど、その地域の美しさは全くわからなかった

 

大学4年生頃からかな、いつしか、もう一度、諏訪湖が見たい

どんな風に感じるのか知りたい

と思うようになった

それでも足は重かった

そう思うようになって1年は経った

 

「墓参りには行きなさい」そうに言ってくれるひとがいた

 

なぜ?

「スッとするから」

 

好きではないおばあちゃん、特に何も思わない土地、イヤな帰省

もういないおばあちゃん、もう行かない土地、二度とすることのない帰省

 

いつからか、ずっとモヤモヤしていた自分と、その理由と、やっと向合うことができた

 

1泊2日のひとり旅

墓参りをし、諏訪湖の湖畔に泊まり、おばあちゃんの家があったはずの場所を訪ねた

 

6年ぶりの諏訪

とてもきれいだった

 

2日間、見事な晴天に恵まれ、冬の長野だけれど歩いて廻ることができた

 

ありがとう